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概要

フランス共和国(フランスきょうわこく、Republique francaise)、通称フランスは、西ヨーロッパ西部に位置する共和制国家。北東にベルギー、ルクセンブルク、東にドイツ、スイス、南東にイタリア、モナコ、南西にアンドラ、スペインと国境を接し、西は大西洋に、南は地中海に面する。また、北海のドーバー海峡を隔てて北西にイギリスが存在する。海外領土でもサン・マルタン島でオランダと陸上国境を接し、南米植民地の仏領ギアナでは西にスリナム、南にブラジルと陸上国境を接する。首都はパリ。欧州連合加盟国。国連安保理常任理事国。


地理

フランスの地形図フランスの国土は西ヨーロッパに位置する本土のほか、地中海に浮かぶコルシカ島、南米のフランス領ギアナ、カリブ海のマルティニーク、グアドループ、インド洋のレユニオンといった4海外県、さらにはニューカレドニアやフランス領ポリネシアなどオセアニアの属領をも含む。その面積は西ヨーロッパ最大であり、可住地の広さは日本のおよそ3.5倍にも達する。本土の形状はだいたい六角形の形を成しており、これはフランスの公用語であるフランス語にも影響し、六角形を意味する"l'Hexagone"が「フランス本土」を意味する。

フランスの地形のおもな特色は、東から南にかけて山地や山脈という自然の国境がある他は、ところどころに高原や丘陵がみられるものの、国土の大半は概して緩やかな丘陵地や平野で可住地に恵まれていることにある。北部、西部に広がる、フランスでも最も広い領域を占める比較的平らな地域は、東ヨーロッパから続くヨーロッパ中央平原の西端部にあたる。緩やかな起伏の平野で、高所でも標高200m程度の土地が広がっており、温暖な気候と併せて西欧最大の農業国フランスの基礎となっている。東部ドイツ国境にはヴォージュ山脈、スイス国境にはジュラ山脈が延びる。ヴォージュ山脈はライン川の西岸に沿って流れ、ライン川がフランスとドイツとの国境となっている。南東部は中央高地が広がり、北から南へ流れ下るローヌ川を越えると、アルプス山脈につながっていく。南部イタリアとの国境を成すアルプスの山々は、多くが標高4000m以上で、その最高峰がモンブランである。アルプス越えには古代ローマの時代からいくつかの道があるが、なかでも有名なのがサンベルナール峠である。南西部のスペイン国境にはピレネー山脈が延びる。峠がほとんど無いピレネー山脈は、フランスとスペインとの交易を困難なものにした。サントラル高地の最高峰はドール山 (1,866m)。ピレネー山脈の最高峰アネト山 (3,404m) はスペイン側にそびえる。フランス全土の最高峰はイタリア国境に位置するモンブラン (4,810m)。

主な河川は北から反時計回りに、セーヌ川 (776km)、ロワール川 (1012km)、ガロンヌ川 (647km)、ローヌ川 (812km)。


気候

フランスの気候は大陸性、海洋性、地中海性の気候区に分割される。海洋性気候は国土の西部で見られる。気温の年較差、日較差とも小さい。気候は冷涼であるが、寒くなることはない。国土を東に移動するにつれて気候は大陸性となっていき、気温の年較差、日較差が拡大していくと同時に降水量が上昇していく。本来の大陸性気候は東ヨーロッパ、つまりポーランドやルーマニアが西の限界であるが、フランス東部の高地、特にアルプス山脈の影響によって、大陸性気候が生じている。地中海性気候は国土の南岸で際立つ。気温の年間における変動は3種類の気候区のうち最も大きい。降水量は年間を通じて少ない。

教育

フランスは世界第3位の留学生受け入れ国です。現在26万人の留学生が高等教育機関で学んでいます。長年、高等教育機関の国際化はフランスの高等教育政策の基本軸となってきました。

フランス高等教育の特徴は、その柔軟性に富んだシステムです。
多様な教育機関が様々な分野で教育プログラムを提供し、留学形態も短期留学から長期留学、学術・研究のための留学から実践的な職業的技能を修得するための留学まで、実に様々な選択肢が用意されています。
そして教育機関を結ぶネットワークが確立されているおかげで、学生が全く異なる種類の教育機関へ進路変更を望む場合でも、多くの選択肢の中から希望の教育を受けられるよう対応することができるようになっています。

フランスは長い間、高等教育の質を維持しながら、多様に変化する社会の要求にも迅速に対応すべく教育も多様化する方向で進展を続けています。
フランス高等教育の多様性と専門性は今や現代社会の需要に答えられる人材育成に大きく貢献しています。

留学希望者は学習履歴を活かし、目的に合った教育をフランスで受けることができます。
入学資格、履修期間、教育法などは、教育機関により大きく異なりますが、いずれの機関でも課程修了後には学位の取得が可能です。

今なぜフランス留学?
芸術と文化の国として知られ世界随一の観光地でもあるフランスは、ヨーロッパで最も多く外国人留学生を迎える国の一つでもあり、2006 年には留学生の数は265,000 人を数え、学生全体の14% を占めています。
最先端科学技術の中心地でもあるフランスの競争力は、宇宙科学、交通、電子工学、通信工学、化学、生物工学、医学、数学などといった様々な分野での研究能力向上の成功によるものです。このことは、フランス人が受賞したフィールズ賞の数が物語っています。
国家予算の20% 以上が教育予算に当てられています。
大学などの公立教育機関においては、国家が直接に教育費の非常に多くの割合を負担しており、その額は、学生1 人当たり、年間約1 万ユーロにも上ります。だからこそ、大学への登録料は世界水準から見ても非常に安価でありながら、質の良い学位を提供することができるのです。
さらにもう一つの特徴は、フランスでは、外国人留学生とフランス人学生との間に全く区別がないということです。入学条件をはじめ、取得できるディプロムも
学費も全く同じなのです。
最も多様で競争力のあるシステムの一つフランス高等教育の学位の優秀性は長い伝統の結晶と言えます。87 の総合大学、220 の工学大学及び総合大学工学部、100を越える経営大学、120 の公立の美術大学、さらに社会福祉、医学隣接分野や観光,スポーツなど高度に発達した高等教育機関や、国際的名声を誇る研究機関がネットワークを構成しています。
フランス語世界で2 億人もの人が日常的に使用しているフランス語を習得することによって、世界の五大陸に広がる50 に及ぶ国や地域の人たちとのコミュニケーションができるのです。
フランス政府留学局―あなたのフランス留学の成功を応援します。
新たに設置されたフランス政府留学局(CampusFrance)は、学術的および科学的交流を司る機関であり、かつてのEduFrance の任務をさらに拡大していきます。
CampusFrance の第一の任務は、フランス国内に留学生受け入れシステムを整えることであり、フランス高等教育を世界に向けて紹介し、情報提供、ガイダンス、将来に向けて渡航準備や受け入れなどの応援を行えるよう努力しています。
CampusFrance.org および各国のフランス政府留学局Espace CampusFrance が、サービスの窓口となって未来の留学生のためのお手伝いをします。
フランスは留学生受け入れ数において世界4 位の水準を誇っています。

フランスに留学する
一般教養から非常に高度な専門教育まで、フランスに留学するならば、留学の目的や留学後の展望をしっかりと見極めた上で、学部や課程、どんな種類の高等教育機関に入るかを決定する必要があります。
自国で受けた教育のレベルや内容に本当に合った留学先を選ぶことが、編入学受け入れの可能性を高めることにつながります。

コースの選択
フランス高等教育の豊かさの一つは、同一の分野の中にも、様々なコースや課程が設けられていることにあります。
卓越した高等教育の提供は、パリの専売特許ではありません。総合大学だけでなく、経営大学や工学大学といった優秀な高等教育機関のネットワークは、フランス全土に広がっており、ありとあらゆる分野の教育を提供しています。

フランスの学位・資格について
フランス高等教育の学位・資格は、ヨーロッパ共通のシステム(LMD)に沿って構成されており、取得するためには、高等教育機関に入学した時点から、履修し習得したと認められた年数や学期数、及びそれに準ずるECTS(European Credits Transfer System)単位が考慮されます。
Licence(学士)= 6 学期= 180ECTS
Baccalaureat + 3 年)
Master(修士)= 10 学期= 300ECTS
Baccalaureat + 5 年)
Doctorat(博士)= 16 学期= 480ECTS
Baccalaureat + 8 年)

取得した国家資格は、どの地方のどの教育機関で取得したものであっても、全く同等の価値を持ちます。このことも国家による高等教育への援助の裏づけといえます。

参考
自国で高等教育機関に在籍中の学生は、一定の条件を満たしていれば、フランスの高等教育機関への編入を申請することができます。
ECTS( European Credits Transfer System):ヨーロッパ圏内で履修・習得した単位を移行できるシステムで、ECTS 単位は、それぞれの授業に与えられ、一学年を終了するために必要な総体量に応じての学習量に与えられる評価です。一年は60ECTS 単位で、学士号取得のためには180 単位、修士号取得のためには300 単位が必要です。
http://ec.europa.eu/education/programmes/socrates/ects/

フランス政府留学局は留学生が、最適な進路を選択し、最適な条件の下でプロジェクトを実現・成功させるお手伝いをします。

学位は、ヨーロッパ共通のシステムによって構築されています。

12 世紀に端を発するパリ大学からハイテクを駆使した最新設備を持つニース・ソフィア= アンティポリスのキャンパスにいたるまで、全国87 に及ぶ公立の総合大学が全ての領域をカバーしています。研究は大学の重要な構成要素のひとつです。
300 以上の博士養成校が1200 以上の研究機関と緊密な関係のもとに養成課程を提供しています。
フランスの博士養成校は、歴史上常に国際的に門戸を開いており、1999 年から2004 年の5 年間にも博士課程に登録する外国人の数は7.5% 増加しています。
また、フランスの大学は現代社会の需要に応えて、テクノロジーの分野や卒業後すぐにプロとして活躍できるような資格の発展に貢献してきました。例を挙げて
みると、エンジニア養成: 現在では、フランスのエンジニア資格の60% は総合大学で取得されています。
技術者の養成: 25 校以上のIUT(大学テクノロジー校)が、700 種以上もの職業学士を養成しています。
プロ養成専門課程: IUP(大学職業養成校)には、21 にも及ぶ専門課程が備えられています。

医学、薬学および歯学の分野の教育も総合大学によって行われています。大学はCHU(大学病院センター)と呼ばれる重要な病院との密接な協力体制により公式
な共通プログラムに対応しています。

医学部門への留学
一般医学部門においては、課程の中途での編入は許可されていません。自国において医学部門のディプロムを未取得の留学生は、留学開始時点での教育履修
レベルにかかわらず、第一サイクル(PCEM)1 年目から履修し、年度末に修了を証明する試験に合格しなければなりません。
この試験に合格した時点で、同等と認められる書類専攻に通過することを条件に自国で履修していたレベルに編入することができるのです。
専門医学部門に関しては、すでに医者として活動している外国人のみに与えられている専門ディプロム(DES)の準備コース以外にも、外国人学生や医師のための養成コースが設けられています。
専門化specialisation 課程履修中の外国人学生のための専門コース修了証(AFS)(2~4 学期)、もしくはすでに専門を有している学生のための専門化上級コース(1~2 学期)などがあります。上記の全てのコースには、高度なフランス語運用能力が必要とされます。
 医事・薬事は日本との差異があるため、帰国して医学に携わることを視野に入れている場合、必ずしも有利とは言えません。卑近な例では一部の薬品は日本では薬品として認可されていない(例えばグルコサミンがこれに当たる)などがあります。

工学・経営学大学(Grandes Ecoles)
18 世紀半ばに生まれたフランス独自のシステムであり、今日もなお優秀な学生たちを選りすぐり、高度なプロフェッショナルを育て続けています。
主だった工学や経営、商学といったもののほかにも、行政(ENA)、防衛、高等師範や研究(Ecoles Normales)、また農学や獣医学などの分野でも優れた教育を提供しています。

Grandes Ecoles 修了の資格は、バカロレア+5 年で、国家の学位である修士と同等とみなされます。
またGrandes Ecoles では、国際的にも通用する学位や専門性の高い資格をも取得することができます。例えば、学士
(Bachelor、バカロレア+ 3~4 年に相当)科学部門修士(バカロレア+ 4~5 年に
相当)、MBA(Master of Business Administration)、専門分野修士(バカロレア+ 6 年
に相当)などがあります。
入学のプロセスは総合大学のそれと異なり、Grandes Ecoles では、一般に 2 年間の準備
コースの後に入学試験を通過して3 年間のGrandes Ecoles を履修というシステムをとっています。
留学生のために、
書類専攻(本人の履修経験)や試験を通って編入学をするシステムも設けられており、何年次への編入が認められるかにより留学
期間( 2~5 年)が決まってきます。
工学大学
フランスにおよそ240 ある工学大学では、修士レベルに相当する質の高いエンジニア資格を取得でき、工学分野のあらゆる部門をカバーしています。国家資格であるエ
ンジニア資格を取得すると、博士課程へ進学することができます。

経営大学
様々なレベルの数多くの経営大学が、多岐にわたる教育を提供しており、これらは経済環境の変化や新しい経営の実態に適応したもので、多くの場合、研修や国際交流なども組み込まれています。各校独自の資格が取得できるほか、71 校の経営大学で取得できるものは国家の認定を受けています。
また、ファイナンシャル・タイムズのランキングによるヨーロッパの経営大学上位10 位にはフランスの経営大学院のうち7 校もが入っています。

別記:
経営大学には、CGE、EQUIS、AACSB もしくはAMBAなどのラベルのあるものがあります。国際基準に適応していることを証明するこれらのラベルは、各大学院もしくはディプロムに与えられるもので、国際的な認識を保証するものでもあります。

芸術・その他の分野への留学
美術をはじめ芸術分野の高等教育機関は、フランス文化省の管轄下にあります。文化省のサイトでは、様々な芸術部門の教育に関する詳細をご覧いただけます。
www.culture.gouv.fr/culture/infos-pratiques/formations/index-formations.htm

美術大学
いくつかの異なるタイプの美術大学があります。
高等美術大学、あるいは高等応用美術大学などといった高レベルの公立の高等教育機関では3 年から5 年の履修の後に、国家資格を取得することができます。
私立の美術大学やEcoles consulaires と呼ばれる商工会議所に附属する美術学校によって交付される機関独自の学位は、国家の職業証明委員会に認められています。
各機関が独自の選抜方式を取っています。詳しい情報は、以下のサイトでご覧ください。
www.culture.gouv.fr/culture/infos-pratiques/formations/frame.htm

音楽院
Conservatoire national superieur de musique(CNSM)(国立高等音楽院)は、パリとリヨンの2校で、音楽及び音の専門家を養成します。
Conservatoire national superieur de musique et de danse de Paris :www.cnsmdp.fr/Conservatoire national superieur de musique et de danse de Lyon :www.cnsmd-lyon.fr/

また、フランス全国にあるConservatoiresa rayonnement regiona(l CRR)(地方音楽院)でも音楽を学ぶことができます。

建築大学
建築分野の教育は、現在LMD( licence,master, doctorat)のシステムに基づくヨーロッパ共通制度に組み込まれており、3 年間の第一課程修了でlicence に相当する建築の学位、2 年間の第二課程修了でmasterに相当する学位、3 年間に及ぶ第三課程修了でdoctorat に相当する学位が交付されます。
文化省管轄下にある20の建築学校が交付する高度で専門的な建築の学位は、国家認定の建築士として、建築の最高責任者として仕事をすることを認められるもの
です。
www.archi.fr/ECOLES

その他に、下記の2 校では、上記の学位に相当すると認められている資格を取得することができます。
Institut national des sciences appliquees

フランス高等教育機関に入学する
◆ まず仮入学許可証をもらいます。
登録を希望する教育機関からの登録許可証は、ビザの申請のためになくてはならないものです
◆ 現地で事務的な登録手続きをして初めて入学許可が有効になります。
教育機関で直接行います。登録料はこの時に支払います。この時に登録の証明として交付される在学証明書や学生証が、滞在許可証の申請の時に必要となります。
◆ 履修登録
事務的な登録手続きに引き続き、履修登録をすることによって、履修内容が決定します。必修の授業の時間割や選択授業、また試験の方式などもこの時に決定します。事務登録後に定められた日時に登録事務所で直接行います。

知っておこう !!
外国の学位とフランスの学位との間に公的な同等性は存在しません。高等教育機関へ応募する際に高校卒業証明書のほかに、大学合格証明または在学証明が必
要となる場合がほとんどです。基本的に書類審査により入学が決定されますが、一部には独自の面接やテストを行う機関もあります。留学希望者が自国で学んだ
ことがフランス高等教育の何年分を履修したものと同等と認められるかは、提出された書類を教育機関側が審査して決定します。この審査の際に、該当する分野
での職業的な経験も検討の対象になります。申請者の入学・編入の決定、また受けれ課程の決定は該当する教育機関の判断に委ねられています。
また、フランス語能力が高いほど、留学先の選択が広がります。基本的にフランス語のレベルを証明する書類が応募時点で必要となります。要求するレベルは学校や課程によって異なりますが、フランス語で受講し、レポート提出などが必要になる場合はやはり上級レベルを要求されます。フランス語力を証明する資格としては、DELF/DALF、TCF、TEF などがあります。
ただし、修士課程以上では指導教官の判断によるため、証明は必ずしも要求されません。

フランス高等教育機関の登録料
フランスの教育制度の顕著な特徴の一つは、国家が教育機関に大規模な補助をしているということです。そのため、学生が払う登録料は世界でも最も低い国のひとつとなっています。したがって、登録料が安いからといって教育の質が低いというわけではありません。教育の質を保証しているのは学生が支払う登録料のみではないのです。
学費は、教育機関の種類(公立であるか私立であるか)や学科によっても異なります。
2006 / 2007 年度の大学を例にとってみると、
学士課程:180
修士課程:230
博士課程:341
となっています。
さらに特殊な保険やプログラムによっては追加料金がかかることもあります。Grandes Ecoles、特に商業系のGrandesEcoles の学費は一般に高額になっていま
す(年間3,800 から14,000 )。

フランスの高等教育機関への入学のための三つのステップ
オンライン登録 ― CampusArt, N+iCampusArt およびN+i は、フランス政府留学局が窓口となって複数の教育機関に応募申請をできるシステムです。各国のフランス政府留学局が全過程でアドバイスをしながら、オンラインで申請を行います。
非常に早い時期に教育機関から受け入れの回答をもらうことができるので、ビザの申請などの渡仏準備をゆとりをもって進めることができます。
詳細は、ホームページでご覧ください。
N+i:
www.nplusi.com
芸術:
www.campusart.org

外務省奨学金
住んでいる国や奨学金の種類にかかわらず、応募者は出発前に十分な時間をとって、フランス大使館文化部または科学技術部に申請する必要があります。

フランス政府給費留学生
在日フランス大使館は、日本との協力を推進している分野における学生および研究者の育成を目的として、毎年、フランス政府給費留学生を募集しています。日仏審査員による筆記、および面接試験により選考が行われます。明確な研究計画に加えて、既にフランスの大学や研究所 、あるいは指導教授とのコンタクトがあることが求められます。

2006 年より、フランス関連団体ならびに在日フランス企業の協力で給費の一部が加算されるプログラムが始まりました(フランス政府共同給費プログラム)。
www.ambafrance-jp.org/bgf/
その他の奨学金については大使館のページ
もご覧ください。
www.ambafrance-jp.org/rubrique.php3?id_
rubrique=381

その他のプログラム
エッフェル奨学金(修士課程)
エッフェル奨学金プログラムは、工学、経済・経営学、法学・政治学の3 分野でフランス高等教育の修士課程へ留学を希望する優秀な留学生を対象としています。www.egide.asso.fr

エッフェル博士課程奨学金
共同指導・監督の博士論文執筆者が対象となります。このプログラムによって、留学生は1 年間フランスに留学することができます(博士課程の2 年目もしくは
3 年目が望ましい)。
www.egide.asso.fr

ルノー財団奨学金Fondation Renault
経済・経営学、経営管理、企業経営、工学の分野の修士およびMBAを志望する35歳以下の者が対象となります。渡航費、学費,生活費が支給されます。
www.fondation.renault.com/fondation/

日仏共同博士課程
共同博士課程は、大学間交流の強化と発展を目的に、フランスと外国の大学が共同で行うプログラムです。具体的には、共同指導・監督の博士論文執筆者の交換留学を行います。
本プログラムにより派遣する学生の留学に係る経費の一部負担として、日本学生支援機構の「短期留学推進支援制度(戦略的コンソーシアム交流プログラム)」により給付金月額80,000 円を支給します。www.cdfj.jp

マジョール奨学金
Agence pour l'Enseignement Francais al'Etranger(AEFE)海外教育庁の奨学金を補うプログラムで、外国にあるフランスの高校の、外国人卒業生を対象としています。
www.diplomatie.gouv.fr/

シャルコー・プログラム奨学金
フランスの5つの大学病院(ストラスブール、リヨン、パリ、マルセイユ、ボルドー)との提携により、病院部門の研究クリニックでの1 年間の研修のための奨学金が外務省から毎年提供されています。応募の対象となるのは、40 歳未満でフランス語もしくは英語を話すこと、居住国において研究者・教師の水準に達していること(あるいはその水準に達する見込みがあること)が求められます。
www.cnous.fr/

奨学金・教育資金
奨学金を受けていない留学生のために、フランス人学生と同様、大学や公立教育機関への登録料は年間160 ~500 と特に安く抑えられています。実際の学費はそれよりも高く、年間6,000 ~15,000 に達しますが、「目に見えぬ奨学金」として国家が負担しています。
フランスはこのようにヨーロッパで最も学費の安い国のひとつであり、学食、大学寮、住宅補助に加えて交通費や娯楽費の割引など、学生の生活条件は優遇されています。

パリ大学

パリ大学の起源は12世紀前半。
1960年に第1から第13大学までの独立した大学群に編制された。
1275年にフランスの神学者ロベール・ド・ソルボンが神学部学生用のソルボンヌ寮を設立して以降,「ソルボンヌ (Sorbonne)」または「ラ・ソルボンヌ (La Sorbonne)」と呼ばれるが、大学が必ずしもソルボンの思想に基づいているわけではない。
現在の13校の中で第1から第4大学までがソルボンの意思を受け継ぐ伝統的な教育を行っており、そのうち3校はソルボンヌを冠としている。
ソルボンヌにある Academie de Paris には全13大学の総学長が存在する。
教育課程は3段階に構成されている。
第1課程(2年)と第2課程(2年、医学系は4年)の前半が日本の教養・専門課程に該当し、第2課程の後半と第3課程(3年)が大学院に該当する。
第1大学は初期雇用契約導入(2006年)や大統領ニコラ・サルコジの改革方針(2009年)に反対するバリケードストライキが行なわれるなど、21世紀に入っても学生運動が盛んな大学である。

沿革

パリ大学は、ボローニャ大学やオックスフォード大学などと共に、ヨーロッパ最古の部類に入る大学の一つで、その起源は1150年 - 1170年までさかのぼる。
創設期には3つのの上級学部(神学・教会法・医学)の下に、学芸部が設置されていた。
1211年にローマ教皇により、法的に「大学」として認められた。
1257年にルイ9世の宮廷司祭であったロベール・ド・ソルボン(Robert de Sorbon, 1201年-1274年)が貧しい神学部学生のためのソルボンヌ学寮を設立。
1259年に教皇の許可を得られ、以後ソルボンヌは後には神学部、ひいてはパリ大学そのものの代名詞となった。以来100以上の学寮が作られている。
中世では全ヨーロッパを教育対象としたカトリック大学であった。しかし、ローマ教皇に庇護された大学の特権も、1499年、ルイ12世の頃にはその乱用を忌まれて剥奪されている。
ナポレオン時代の1807年に帝国大学令により全国は16の大学区に分割され、パリ大学区には5学部(神学・法学・医学・理学・文学)がおかれた。
1969年の高等教育基本法によって現在の大学制度が成立した。学部は廃止されて、応用数学、英米文学などの専門的な研究・教育単位であるユニテ(unite、ユニット)に再編され、パリ大学も、1大学区1大学制から、20前後のユニテからなる13の独立した大学に改組された。 パリ第3大学(新ソルボンヌ、Sorbonne Nouvelle)は、この高等教育基本法に基づいて1970年に新制大学の1つとして設立された大学である。
1984年に高等教育法が制定された。これは1968年法の精神を推し進めると同時に,大学の使命として,研究の振興・雇用政策(職業化),社会的・文化的不平等の緩和を強調している。また,これまで大学とは別の体系をなし、大学よりも高い威信を有してきた高等専門大学(グランゼコール)などをこの法律の適用対象に含めている。

# マメ知識
フランスにはスティック状になって容器に入った固形の石鹸が売られている。
使って減ると後ろを押して先を押し出す。
スティック糊の石鹸版である。
男性はこれで塗らしたひげを擦ってから、同じく少しだけぬらしたひげ剃りブラシで直接顔の上で泡立てる。
石鹸が肌に直接張り付き潤滑面を形成するのでカミソリの動きがとてもスムーズとなる。
フランスでは戦争前からこの石鹸スティックが使われていた。

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UN国連
(協力)